更年期に注意してほしいうつ病|症状を把握して対策を行なう

うつ病患者と向きあう

女性

もし身近な人がうつ病を発症してしまったら、どのように接したら良いのか疑問に思う人も多くいると思います。そこで、うつ病の回復期と呼ばれる時期で必要なサポートを理解しましょう。うつ病の回復期とは、うつ病と診断されてから大体3か月ほどの期間である急性期の治療によって症状が緩和されて、色々と安定している時期です。この回復期で社会復帰に向けたリハビリや本人の意思で様々な行動に挑戦することが多くなります。ですが、症状が比較的安定したからといって、完全に回復したわけではありません。うつ病を治療する目的は症状の改善は当たり前ですが、無理のない生活習慣やスタンスを確立して、社会復帰を目指していくことになります。そのため、症状が安定してきても、完全にはまだうつ病が治っていない状況になります。回復期では本人が「早く改善しなくては」と気持ちが先走ってしまい、無理をしてしまうことが多いです。無理をし過ぎると逆に症状がぶり返してしまって、これまでの治療が無駄になる場合もあります。ご家族や周囲の人がブレーキの役目になって、本人の焦りや緊張を緩和するためのサポートが必要になってくるでしょう。

うつ病の症状が安定してくると、本人はもう治ったと勘違いしてそれまで服用していた薬を減らしてしまうことがあります。また、逆のパターンでご家族や周囲の人たちが薬の量を減らしたり、服用を止めさせたりすることもあります。この薬の服用を止める行為は非常に危険になるので、行わないようにしましょう。少しずつ薬離れをすることは大切ですが、それは本人やご家族などの判断で決めるのではなくて、担当の医師と相談して、しっかりと話し合う必要があります。体調を確認しながら慎重に見定めていくことが重要でしょう。また、この回復期は症状が悪化したり、回復したりなどを繰り返します。その際に、自分の気持ちを押し付けるようなことは避けて、理解をもって話を聞くことが出来るようなサポートをしましょう。

また、うつ病の回復期は治療を始めてしばらく経過して、ご家族にもサポート疲れが見え始める時期になります。うつ病のサポートが苦しくなる場合もありますが、治療には周囲の協力が必要不可欠になります。すぐに成果が出るとは考えずに、ゆっくりと治療を行なっていくものだと受け入れることが大切になります。また、うつ病患者のネガティブ思考に巻き込まれずに、肯定的や楽観的なことを考えるのも大事です。1人で抱え込まずに、担当の医師や周囲の人たちにも相談をしてみましょう。