更年期に注意してほしいうつ病|症状を把握して対策を行なう

うつ病での3つの段階

婦人

うつ病はいつから始まったと具体的に症状が発症したときを特定することが難しいとされています。ある日突然にうつ症状が発生した、以前と違う状態になっているということに気付くのが多いです。うつ病の初期症状は大体、眠れないなどの睡眠障害や食欲不振、体調が悪いなどの症状が発生することがほとんどですが、どの症状から発生するのかは人それぞれになります。いくつかの症状が重複して起こることもあるでしょう。初期症状のあとは次第に考えがまとめられなくなったり、自分はダメな人間だと感じるようになる抑うつ症状が現れて、それが日を追うごとに悪化していきます。うつ病は特に治療を行なわなくても大体3か月~1年ほどで自然に治ることもあります。しかしながら、回復のペースは非常に遅くて、うつ病の症状の重さやその人もおかれている立場などによって回復の度合いは変化していくでしょう。回復を待っている間の患者の苦悩はとても強いです。そのため、自殺の危険性も無視できないので、周囲がしっかりとサポートしてあげましょう。

うつ病には基本的に3つの段階に分かれています。最初はうつ病と診断されてから大体3か月後までの期間は急性期と呼ばれています。この時期は十分な休養を取りながら、薬物療法を行なう場合が多いです。抗うつ剤による治療は少量からはじめて、患者の様子を見ながら徐々に増量していき適切な量を処方していきます。効果が出るまではある程度の時間はかかってしまい、最初の段階は薬の副作用が強く出ることもありますが、焦らずに治療を続けていくことが大事です。通常は1~3か月くらいで症状が軽くなりますが、人によっては半年以上かかるパターンもあるでしょう。次に、徐々に回復に向かっている回復期があります。調子が良い日の次の日はまた悪化してしまうといったように、少しずつですが回復していく時期になります。この時期で無理にない程度に生活リズムを直しながら、再発予防のために考え方を改善したり、認知療法などを取り組むのが良いとされています。そして、回復期を経たら再発予防期に入ります。この時期に入ると再発の危険性が上がるので、継続して治療を行なうことが非常に大切になります。また、周囲の人は再発のサインが出ていないかなどを注意深くみてサポートしましょう。